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音域を広げるには

 誰にでも、出しやすい音階があります。ですが出しやすい音だけでは歌える曲が限られてしまいますし、出しにくい音域になると、とたんに音痴が再発してしまうこともあります。出せる音域が狭いために、自分が音痴だと思い込んでいたり、周囲にそのような印象を与えてしまったりすることもありますので、音痴を治す基本は、自分が無理せずに出せる音域を広げることだと考えましょう。また、自分の音域に自信が出ると、緊張もしにくくなりますから、こうした基本的なトレーニングはリラックスして歌うためにも有効です。
 まず、人の音域は、歌う場合よりもしゃべる場合の方が、音域が広くなっています。歌声を出そうとは意識しないで、低い声、高い声を出してみて下さい。そしてまずは、のどの形が、どうなっているのか確認しましょう。高い声を出す場合、声帯は縦に細長くのび、低温の場合は逆です。そしてその形をキープしたまま、声を震わせる練習をしてみましょう。間違っても、のどの形を維持したまま、声を絞り出そうとはしないこと。これはのどを痛めますし、歌が上手くなるどころか下手な印象を与える声の出し方です。
 音の高低というのは、つまりは周波数の違いです。音波は空気を振動させる、回数で決まります。高音ほどヘルツ数が高く、振動数が多いという事で、単純に周波数が低ければ低音、高ければ高音だと思って構いません。もちろん自分で、自分の声帯そのくらい振動しているのかは良くわからないというのが現実かもしれませんが、知識があるのとないのとでは、覚えやすさに違いが出ます。高音を出すときは、いかに細かく震わせるか、逆に低温なら、なるべく震わせないように、という風にです。  音域を広げる練習は、まず任意の声を出すことから始めて、その声を歌声に変えるつもりで行います。声が出せるようになったら、お腹に力を入れて、のどそのものには力を入れずにだんだん声を大きくしていきます。ただ、なるべくのどを痛めないようにと意識していても、出しにくい声を、しかも大きな声で出すというのはのどに負担となります。毎日練習したりはせず、1日十分程度、数時間練習したければ週に一度など、時間を決めてのどを休める時間を作りながらチャレンジして下さい。

そもそも音痴の定義とは

いろいろな音痴のタイプ

音痴を治す方法

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